不完全恐怖
(確認恐怖症、確認癖)


(不完全恐怖克服のための具体的な説明)

不完全恐怖は、不完全恐怖症や、確認恐怖症、確認癖とも呼ばれますが、例えば、ガスの元栓を、ちゃんと閉めたかどうか、戸締まりのカギを閉めたかどうかと気になってしまい、何度も、これを確認してしまう、という形で現れる症状です。

また、書類やレポートを書くのに、ちょっとしたところが不完全に思えてしまい、何度も確認し直したりして、時間が非常にかかってしまうという形で現れることもあります。

つまり、自分のしたことに自信が持てず、不完全に感じてしまい、何度も確認してしまう癖がついている状態だと言って良いと思います。

なお、この不完全恐怖も、完全欲にとらわれてしまうという点で、対人恐怖症や不潔恐怖症などと同様に強迫神経症に入るものだと言えます。



(不完全恐怖克服の一口ヒント)

不完全恐怖に悩んでいる時は、見落としや間違いが、少しでもあってはならないと考え、100%完全を求めていることが多いものなのです。

そして、このために、逆にますます、見落としや間違いをしているのではないかと感じ、恐怖を感じてしまうという「悪循環」に陥っていることが多いものなのです。

ですから、まず、100%完全は現実にはあり得ないことなんだと受け止めていくことが第一歩になると思います。

また、不完全さや確認癖に引きずられて行動してしまうという癖を直すために、必要以上に確認しないようにしていくことも大切になってきます。

そして、この上で、目的本位や「あるがまま」など、森田療法の考えに従って行動するようにしていくと、不完全さを必要以上に大きくしなくて済み、不完全恐怖の症状が、少しずつ和らいでくるものなのです。

なお、不完全恐怖の場合も、他の恐怖症や神経症の症状と同様に、薬による治療だけでは、根本的な改善には結びつかないものなのです。

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