MRI・CT恐怖症


(症状の具体的な説明)

MRI・CT恐怖症は不安神経症やパニック障害の症状の1つだと言って良いと思います。

以前は閉所恐怖症の症状に含めて考えていましたが、最近は悩んでいる人が増えているためにMRI・CT恐怖症と、あえて名前を付けさせていただきました。

MRIやCTというのは最近、病院の検査として用いられることの多くなってきた検査装置の略称です。

MRI検査というのは核磁気共鳴という原理を利用してX線よりもはるかに詳しく体の内部の状態を観察する検査方法ですが、その装置が円筒形の筒の中に全身を入れるような形になっているために、普通の人でも圧迫感を感じやすいものなのです。

CT検査というのはコンピュータ断層撮影と言われているものでありX線を使いますが、この装置もMRI検査装置と似ており、やはり円筒形の筒の中に全身を入れるような形になっているために、どうしても圧迫感を感じやすいものなのです。

最近は人間ドックとか健康診断でMRI検査やCT検査を取り入れる所が多くなっているために、もともと閉所恐怖症の傾向のある人にとっては苦手に感じることだったと思います。

これはちょうど乗物恐怖の人の中に飛行機恐怖症で悩む人が多いのと同じ事になるのではないかと思います。

いずれにしても、MRI検査やCT検査時に圧迫感や死の恐怖を感じ不安になり、心臓がドキドキしたりバクバクしてしまうというのが代表的な症状になると思います。

なお、MRI・CT恐怖症に悩む人の場合も、対人恐怖に悩む人のように人見知りで内向的という面が少なく、むしろ外向的に見えることが多いように思います。

しかし、MRI・CT恐怖症も神経症の症状の一つですから、森田療法の学習をしていく中で、圧迫感や、心臓のドキドキ、バクバクといった症状に対する「とらわれ」が薄れてくると、これで充分、症状が改善してくるものなのです。




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