ガン恐怖症


(症状と原因、克服のための具体的な説明)

1.症状と原因

ガン恐怖症は癌ノイローゼとも言いますが、疾病恐怖の一種であり、自分がガンになってしまうのではないかと不安になり、恐怖感を持ってしまう症状になります。

疾病恐怖の中でも精神病恐怖やエイズ恐怖と同様に最も多く見られる症状です。

現代社会においても、死亡率の上位を占めるガンは死に直結する病気ということで、どうしても不安を抱きやすいのだと思います。

このため、自分がガンになったらどうしようとか、すでにガンになっているのではないかと感じ心配や不安を抱きやすいものなのです。

自律神経失調症など普通神経症の症状の中には倦怠感や食欲不振などガンと良く似た症状もありますので余計に自分がガンになってしまったのではないかと考え不安になりやすいものなのです。

そして、このために普通神経症の場合と同様に一度検査をしてもらっても納得できず、病院めぐりを繰り返すというパターンになることも多いものです。

ただ、本当に体に異常があって症状起こっている場合もありますので、病院で検査してもらって異常がないという場合に、ガン恐怖症の可能性が大きいと考えた方が良いと思います。

しかし、一度検査してもらって特に異常が見られないということであれば、心配や不安を感じながらも病院めぐりをしない方が良いと言えるのです。

つまり、ガンではないかという不安に引きずられて病院めぐりをしてしまうと、これは森田療法で言っている気分本位の行動になってしまいますから、一時的には安心できても、長い目で見ると、ますます症状を強くすることになってしまうのです。

ですから、ここにガン恐怖症の根本原因があるということになるのです。


2.克服のための具体的方法

今、上にも書きましたが、ガン恐怖症の症状を強くしてしまう原因は、自分がガンではないかという不安に引きずられて検査をしたりインターネットで色々調べてしまうところにあるのです。

これらがガン恐怖症の症状に引きずられた気分本位の行動ということになるのですが、こういう行動を取らないようにしていくことが大切になってくるのです。

つまり、自分がガンではないかという不安を感じながらも、一度、病院で検査をしてもらったら、後は毎日の生活の中で「やるべきこと」をきちんとこなすようにしていくことが大切になってくるのです。

これが森田療法で言っている目的本位の行動ということになるのですが、この積み重ねの中でガン恐怖症の「とらわれ」が薄れ、この結果として症状を克服することが出来るものなのです。


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