(チェックと診断、克服のための説明)

  • 1.はじめに

    このページは、今自分がコミュ障ではないかと感じ、悩んでいる方のために書きました。
    ですから、途中で、少し症状について、くどく説明する部分もあると思いますが、最後まで読んで、参考にして頂ければと思っています。

    コミュ障は「2ちゃんねる」などのネットの掲示板で使われる言葉(ネットスラング)の1つですが、元の言葉はコミュニケーション障害だと言われています。

    学生の場合であれば、学校の勉強のことに関しては何とか話すことが出来、授業などにも付いていくことが出来ているけれど、授業の合間の休み時間になるとクラスメートと何気ない話が出来ず、孤立してしまうといったパターンで現れてくる症状になります。

    また、社会人の場合であれば、仕事に関する話は何とか出来るけれど、昼休みなどの休憩時間に職場の同僚と雑談が出来ず、孤立し別行動を取ってしまうといった形で現れることが多いと言われています。

    このように、必要な話は何とか出来るけれど、話しても話さなくても良いような状況の時に話せなくなってしまうというのがコミュ障の場合の特徴になると言って良いと思います。

    今はインターネット上のサイトだけではなく、ラジオやテレビ、新聞といったマスコミの媒体においてもコミュ障について取り上げられることが多くなっていると思います。

    そして、これらのサイトやマスコミの媒体などの解説を読むと、コミュ障は先天的な脳の障害もあるといったことが書かれているところもあるように思います。

    しかし、これは昔から言われているコミュニケーション障害の場合の話であり、今、ネットで使われているコミュ障とは少し意味合いが異なっているように思います。

    つまり、今、ネットで使われているコミュ障というのは対人恐怖症の症状の1つである雑談恐怖に当てはまる場合が多いと思います。

    そして、雑談恐怖に当てはまる場合はMTカウンセリングを通して森田療法の学習をしていく中で症状を克服出来る可能性が高いのです。

    ですから、今、もしかしたら自分はコミュ障ではないかと感じ、悩んでいる人は、このページの内容を参考にして克服のためのヒントを見つけて頂ければと思っています。

  • 2.コミュ障とは

    今、上にも書きましたが、コミュ障は昔からある「コミュニケーション障害」が語源になると思いますが、学校や会社といった現実の社会生活よりも、掲示板やFacebook、LINE、TwitterなどのSNSを通したインターネット世界での生活が充実している、いわゆる「ネト充」の若者に多く見られると言われています。

    今は携帯やスマホがかなり普及していますので、ますます「ネト充」状態になっている人が増えているのではないかと思います。

    今、もしかしたら自分もコミュ障ではないかと感じ、悩んでいるあなたも、もしかしたら、これに当てはまるのではないでしょうか?

    現代は、パソコンやスマホなどインターネットを使える環境が普及していますから、買い物などでも、わざわざ、お店に行って買わなくても済むことが多くなっていると思います。

    また、TwitterとかLINEといった通信手段が進歩し、人との直接的な繋がりよりも、文字を通した繋がりの方が多くなっていると思います。

    しかし、こういう時代背景から人と直接会話をする機会が減り、このため、コミュ障と言われる状態に悩む人が、さらに増えてきたのではないかと思います。

    今から20年くらい前の、まだ、パソコンやスマホなどインターネットを使える環境が整っていなかった時代にも人との会話や人付き合いで悩む人は多かったと思います。

    そして、この頃は、あがり症や対人恐怖症という言葉が広く使われていたと思います。

    ですから、今、コミュ障と呼ばれている悩みは、実質的には、これらと同じ悩みだと考えても良いのではないかと思います。

    つまり、昔からある「コミュニケーション障害」の場合は視覚障害や聴覚障害などの身体的障害や知的障害、発達障害に起因するものも含まれますが、コミュ障の場合は、こういう障害に起因するものは含まれていないように思います。

    これは私の予測になりますが、こういう明らかな障害がある場合には「ネト充」と言われる状態にさえなりにくいのではないかと思います。

    つまり、スマホやパソコンを自由に使えるようになるには平均レベル以上の知能や技能が必要になってくるのではないかと思います。

    しかし、身体的障害や知的障害、発達障害などがある場合は、スマホやパソコンを自由に使えるようになるのは困難ではないかと思います。

    このため、「ネト充」と言われる状態になるのは、身体的障害や知的障害、発達障害がない場合がほとんどではないかと思います。

    こういう意味で、コミュ障の場合は神経症の代表的な症状である対人恐怖症の状態と重なっていると考えて良いのではないかと思います。

    つまり、今はネット上で対人恐怖症やあがり症という言葉が、あまり知られていないために「コミュニケーション障害」を略したコミュ障という名称が広まったのではないかと思います。

    ですから、昔からある「コミュニケーション障害」と言われている状態の全てがコミュ障ということではないのだと思います。

    昔から言われている「コミュニケーション障害」の一部の、対人恐怖症に当てはまる症状が、今はコミュ障と呼ばれているのではないかと思います。

  • 3.症状のチェックと診断

    今、自分が、もしかしたらコミュ障ではないかと悩んでいる人は、下記の項目をチェックしてみると、ご自分で、ある程度の診断が出来るのではないかと思います。

    1)授業や勉強の話は何とか出来るけれど休み時間になると話せなくなる。
    2)人見知りで相手によって話せなくなる。
    3)どもりがちで言葉がスムーズに出てこない。
    4)口下手で話すことに劣等感を感じている。
    5)文章だと理解できるのに会話になると理解できなくなる。
    6)その場の空気を読みすぎ、喋れなくなってしまう。
    7)自分が話すと場を白けさせてしまうように感じる。
    8)話をしなければならない時に話題が見つからない。
    9)一人でいる方が落ち着く。
    10)緊張し人の気持ちを読み取る余裕がない。
    11)話している時に人と目を合わせられない。
    12)好き嫌いが激しく、嫌いなことは避けてしまう。
    13)機転が効かず、その場に応じた行動が取れない。
    14)話している相手の表情を読み取れない。
    15)家庭内では些細なことで口論になりやすい。
    16)外出が億劫で、あまり出歩かない。
    17)目上の人や苦手な人には自分の意見を言えない。
    18)人と接する仕事やバイトを避けやすい。
    19)職場の飲み会などを嫌がる。
    20)面接が嫌なために就活が思うように出来ない。
    21)仕事の話は何とか出来るが、休憩時間の雑談が苦痛である。
    22)内弁慶である。
    23)就職できずに、ひきこもり状態になっている。


    上記のチェック項目に3つ以上、心当たりがあれば、コミュ障の可能性が高いと言って良いと思います。

    そして、心配性や内向的、負けず嫌いといった神経質性格の特徴を持っている場合は、対人恐怖症の面が強いコミュ障ということになりますから、MTカウンセリングを通して森田療法の学習をしていくことで悩みを克服することが出来ると思います。

  • 4.コミュ障と共通する神経症の主な症状

    コミュ障の症状は上記のチェック項目にも挙げさせて頂きましたが、神経症の代表的な症状である対人恐怖症やあがり症、社会不安障害といった症状と共通していると言って良いと思います。

    このため、この具体的な症状を紹介させて頂きます。

    1)雑談恐怖
    コミュ障の典型的な症状である仕事や勉強の話は何とか出来るけれど、休み時間の雑談が出来ないというのは、対人恐怖症の代表的な症状である雑談恐怖と言われているものと一緒なのです。

    2)吃音症
    電話などで初めの言葉に詰まってしまうということで悩むのが吃音恐怖とか、吃音症と言われている症状ですが、これもコミュ障の場合に見られる症状と一緒ではないかと思います。

    3)劣等感
    口下手だったり、無口だったりする事で自分が人よりも劣っていると、対人恐怖症に悩んでいる時は誰でも感じているものなのです。
    そして、これはコミュ障の場合にも同じように言えるように思います。

    4)正視恐怖
    会話をしている時に相手の目を見られず、目のやり場に困るというのが、この症状ですが、これもコミュ障の場合と共通しているのではないかと思います。

    5)対人不安
    対人恐怖症に悩んでいる時は人と会う前に、また変に思われたらどうしようと不安を感じるものですが、これはコミュ障の場合にもあることだと思います。

    6)対人緊張
    これは人前で話さなければならないような時に緊張してしまうというものであり、対人恐怖症に悩んでいる時に共通して見られる症状になります。
    そして、これはコミュ障の場合にも、同じように起こっていることではないかと思います。

    7)外食恐怖
    また、飲み会などで自分一人だけ浮いてしまい、辛い思いをするのではないかと感じ、飲み会や食事会を避けてしまうのが対人恐怖症の場合に良く見られる外食恐怖と言われているものですが、これもコミュ障の場合と共通しているのではないかと思います。

    8)外出恐怖
    会社や学校などの外出先で、また自分だけ孤立してしまうのではないかという不安のために外出を避けてしまうのが対人恐怖症の場合の外出恐怖ということになります。
    そして、これもコミュ障の場合と共通しているのではないかと思います。

    9)電話恐怖症
    会社の職場で周りの人が気になり電話に出たり、電話をしたり出来ないというのが、この症状ですが、これもコミュ障の場合と共通しているのではないかと思います。

    10)スピーチ恐怖症
    朝礼や会議など大勢の人前で話さなければならない時に緊張や不安を感じてしまうというのが、この症状ですが、これもコミュ障の場合によく見られることではないかと思います。

    11)口下手
    雑談の時などに自分の思っていることを上手く言えないと悩むのが、この症状ですが、これもコミュ障の症状そのものだと言って良いのではないかと思います。

    12)人見知り
    大人になってからの人見知りは対人恐怖症の場合に良く見られることですが、コミュ障の場合も、同じように見られるのではないかと思います。

    13)男性恐怖症
    これは若い女性に起こる対人恐怖症の症状ですが、緊張や不安から男性と上手く話せないというものです。

    14)女性恐怖症
    これは若い男性の場合に多く見られる症状ですが、自分と歳の近い女性と思うように会話が出来ないと悩むものです。
    これもコミュ障そのものだと言って良いのではないかと思います。

    15)場面緘黙症
    授業の合間の休み時間とか、会社の昼休みなど、他の人たちが話しで盛り上がっているような時に、言葉が浮かばなくなってしまい、何も話せなくなってしまうというのが、この症状ですが、これもコミュ障と共通する症状ではないかと思います。

    これらの症状の内容を読んでいただくと、コミュ障と対人恐怖症が同じものであるということが理解していただけるのではないかと思います。

  • 5.コミュ障に影響すると思われる神経症の症状

    また、下記の症状は間接的にコミュ障に影響しているのではないかと思います。

    1)震え恐怖症
    人前で話している時に頭とか足とか体の一部が震えてしまうのが震え恐怖症と言われているものですが、このためにコミュニケーションに支障が出てしまうことも多いと思います。

    2)笑顔恐怖症
    会話中に愛想笑いをする時に笑顔が引きつってしまうと悩むのが、笑顔恐怖症と言われているものです。
    そして、このために自分の顔の引きつりの方に注意が向いてしまい、コミュニケーションに支障が出てしまうことも多いと思います。

    3)自己表情恐怖
    これは自分の表情が相手から変に思われるのではないかと感じてしまう悩みになります。
    このため、人と話している時でも注意の方向が自分の表情の方に向いてしまう結果、話の内容に集中できず、うまくコミュニケーションが取れなくなってしまうことが多いと思います。

    4)視線恐怖症
    これは周りの人から見られているように感じ、ぎこちなくなってしまうという症状です。
    このため、自分の思ったことを口に出せなくなり、雑談にも支障が出てくることが多いと思います。

    5)唾恐怖
    この症状は学校や職場など、周りの大勢の人がいる状況で、唾を飲み込む時の音が周りの人に気付かれ、変に思われていると感じてしまう症状です。
    そして、このために会話中でも、唾を飲み込むタイミングの方に注意が向いてしまい、コミュニケーションに支障が出ることがあると思います。

    6)発汗恐怖症
    これは人と話している時に頭とか顔に汗を沢山かいてしまうという悩みです。
    そして、この汗の方に注意が向いてしまい、会話の内容に注意が向かなくなってしまう結果、コミュニケーションが上手く取れなくなってしまうことがあると思います。

    7)赤面症
    これは人と話している時などに顔が赤くなってしまうことで人から変に思われると悩む症状です。
    比較的、若い人に多い症状ですが、この場合も顔が赤くなっているかどうかの方に注意が向いてしまうために会話どころではなくなり、コミュニケーションに支障が出てくると思います。

    8)嫌疑恐怖
    これは職場などで盗難事件があった時に、自分が犯人だと思われるのではないかと不安になってしまう症状です。
    ですから、この症状に悩んでいる時は人との会話もスムーズに行かなくなってしまうものなのです。

    9)手掌多汗症
    これは手汗が異常に出てしまう悩みになります。
    そして、常に注意の方向が手汗の方に向いているために会話もぎこちなくなってしまうことが多いと思います。

    10)自己臭恐怖
    これは自分の体臭とか口臭のために人が嫌な思いをしているのではないかと感じ、悩む症状になります。
    このため、口を大きく開けたりすることが出来なくなりコミュ障の状態にもなりやすいのではないかと思います。

  • 6.原因

    今まで説明させて頂いたように、コミュ障の場合、その大部分は対人恐怖症と言われる神経症と共通していると言って良いと思います。
    しかし、昔から言われいる「コミュニケーション障害」まで含めて考えると、これ以外の原因もあると思いますので、書かせていただきます。

    1.心的ショック 
    心的外傷後ストレス障害(PTSD)と言われているものであり、失恋といった何らかのショックな出来事が「キッカケ」になり、声の障害や失語症といった状態に陥ることでコミュニケーション障害の状態が起こることがあります。

    2.先天的な脳の障害 
    統合失調症や気分障害(躁鬱病)などの精神障害が原因になりコミュニケーション障害の状態になる場合があります。

    3.身体障害
    聴覚器官障害や音韻障害、発声器官障害、吃音障害、声の障害、言語障害、言語発達の遅れ、失語症などによりコミュニケーション障害の状態に陥ることがあります。

    4.発達障害
    学習障害や広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などが原因になりコミュニケーション障害が起こることがあります。

    1から4の対人恐怖症と言われる神経症に該当しない場合は、下記のような症状が見られることが多いと思います。

    1)周りの人間を見下していたり、関心がなかったりして、何も喋らない。
    2)意味不明な言動を頻繁に繰り返す傾向がある。
    3)他の人が共感し難い「こだわり」を持っている。
    4)他者と関わりたがるが、会話のキャッチボールができない。
    5)無意識のうちに荒らし行為等を繰り返し、周囲を混乱に陥れる。
    6)言葉の間違いが多かったり、同じ言葉を繰り返すことが多い。
    7)必死に話題を考えている間に相手が立ち去ってしまうことが多い。
    8)あまり悩んでいないが、どもり癖がある。
    9)ネット上ですら、まともな会話(書き込み)が出来ない。
    10)筋道立てて話すことが出来ない。
    11)本題からズレた余分な話が多い。
    12)自分のことを一方的に話すため会話にならないことが多い。
    13)人の表情や場の空気を読む事が苦手。
    14)常識がないと言われることが多い。
    15)わがままで自分勝手だと言われることが多い。
    16)思ったことを、そのまま口に出してしまう。
    17)おしゃべりを始めると止まらなくなる。
    18)約束を忘れてしまうことが多い。

    上記のチェック項目に3つ以上、心当たりがある場合は、対人恐怖症と言われる神経症とは別の原因になりますから、一般的に言われているコミュ障というよりも、昔からある「コミュニケーション障害」の可能性の方が高くなると思います。

  • 7.原因が神経症ではない場合の治し方

    今、上に書かせて頂いた、心的ショック、先天的な脳の障害、身体障害、発達障害といった、原因が神経症ではない場合のコミュ障の場合は、「コミュニケーション障害」と言った方が良いと思いますが、環境調整や薬による治療が必要になってくると思います。

    1.心的外傷後ストレス障害(PTSD)の場合は支持的な心理カウンセリングや曝露療法などの精神療法が基本になると思います。
    そして、この上で選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)、三環系抗うつ薬、モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬などの薬物療法も必要になってくると思います。

    2.統合失調症や気分障害(躁鬱病)などの精神障害の場合は抗精神病薬を基本にして、リハビリテーションや地域支援活動、心理療法などを併用した総合的な取り組みが必要になってくると思います。

    3.聴覚器官障害や音韻障害、発声器官障害、吃音障害、声の障害、言語障害、言語発達の遅れ、失語症などの身体的障害の場合は、障害を補うような器具や方法を工夫し対応していくことが大切になってくると思います。

    4.学習障害や広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害の場合は、心理教育や薬物療法、自助グループへの参加などの総合的な治療が必要になってくると思います。
    つまり、脳の問題のためカウンセリングや投薬治療を受ければ治るということを理解してもらうための心理教育が大切になってくると思います。
    この上で、SSRI(抗うつ薬)やバルプロ酸、抗精神病薬などによる投薬治療が行なわれます。
    そして、自助グループへの参加により、地域や職場で孤立を防ぐようにしていくことも大切になってくると思います。

    上記のような形で環境調整や薬による治療を行なうようにしていくことで、原因が神経症ではない場合のコミュ障の症状を、ある程度は治していけると思います。

  • 8.神経症が原因の場合の克服方法

    今まで説明させて頂いたように、コミュ障は対人恐怖症と言われる神経症が原因になっている場合がほとんどだと言って良いと思います。

    ですから、ここでは、この場合の克服方法を説明させて頂きます。

    3の症状のチェックと診断のところでも書きましたが、コミュ障の具体的な症状を見ると、これは雑談恐怖などの対人恐怖症の症状とほとんどが重なります。

    また、ここから見えてくる性格特徴は神経症の原因となっている神経質性格とも重なりますので、対人恐怖症の場合と同様にMTカウンセリングを通した森田療法の学習で充分、コミュ障の症状は克服することが出来ると思います。

    つまり、人前での緊張や不安、コミュ障の症状を感じながらも、仕事や勉強、家事などの目の前の「なすべきこと」をきちんとこなすようにしていくことが大切になってくるのです。

    これが森田療法で言っている目的本位の行動ということになるのですが、こういう目的本位の行動を積み重ねていく中で、人前での緊張や不安、コミュ障の症状を少しずつ「あるがまま」に受け止めることが出来るようになってくるものなのです。

    そして、この結果として、コミュ障の症状を克服することが出来るようになるのです。

    なお、コミュ障のサイトなどを見てみると、自分に自信を持つとか、他人に興味を持つようにするとか、少しぐらい人から嫌われても気にしないようにするといった克服方法を紹介しているところが多いように思います。

    しかし、これは、従来からある対人恐怖症やあがり症の克服法と同じ内容のものであり、症状だけに目を向けた誤った方向の努力ということになってしまうと思います。

    ですから、この方向では神経症が原因になっているコミュ障の症状の改善は、あまり期待できないと思います。

    また、コミュ障のサイトの中には、社会不安障害と同じものだから精神科や心療内科の病院に行き、薬を飲んで治すのが良いと書いているところもありますが、これも神経症が原因になっているコミュ障の場合は逆効果になってしまうことが多いと思います。

  • 9.まとめ

    コミュ障について色々書かせて頂きましたが、今、悩んでいる方で、神経質性格の特徴を持っている人はMTカウンセリングを通して森田療法の学習をしていくことで、克服することが可能だと思います。

    なお、このサイト内の無料診断のページからお問い合わせを頂ければ、MTカウンセリングに適用できるかどうかを判断させて頂きます。