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  • 更新日 2020.05.14
  • はじめに

    このサイトは神経症克服を専門とした相談室である、MT心理カウンセリングルームのご紹介、および、ここで行っているメールを用いたMTカウンセリングの説明をさせていただくことを目的としております。

    神経症はかつてはノイローゼと呼ばれ、最近では不安障害と言われることが多くなりました。[1]

    具体的には、人前であがってしまう「あがり症」や、緊張し話せなくなってしまう対人恐怖症、一つの観念にとらわれてしまう強迫神経症、突然の動悸や息苦しさなどでパニックになる不安神経症、慢性的な頭痛や体調の悪さに悩む普通神経症(普通神経質)、やる気が起きず仕事や勉強に支障が出るうつ状態などの症状が含まれます。[2]

    これらの症状はMTカウンセリングを通し森田療法の考え方(森田理論)[3]を身に付けることで改善していくことが可能です。

  • MTカウンセリングの特徴1

    心理カウンセリングの手法[4]を取り入れ、神経症の治療方法として効果があると言われている森田療法の考え方(森田理論)を容易に身に付けて頂けるように工夫したものです。

  • MTカウンセリングの特徴2

    メールを用いた日記指導のため、自宅や仕事に通いながら、時間に束縛されることなく悩みを改善していくことが出来ます。
    (メールのやり取りだけで行いますので、面接のために出かけたりする必要がありません。
    なお、今までに約21年の実績があります。)

  • MTカウンセリングの特徴3

    問合せフォームにより、あなたの症状が神経症から来るものかどうか、また、MTカウンセリングに適応可能かどうかを判断できます。

  • MTカウンセリングで対応可能な主な症状

    1.強迫神経症[5]関係
    1つの事柄にとらわれてしまうことが特徴である強迫神経症の中でも人間関係における悩みが主な症状になるのが対人恐怖症ということになります。
    そして、この中には下記のような症状が多く見られます。
    なお、今は対人恐怖症のことを社会不安障害や社交不安障害[6]と呼ぶ事が増えています。

    1.大勢の人前で話をする時にあがってしまう。
    2.会社や学校など他人の中にいる時に顔が赤くなってしまう。
    3.変に思われたらどうしようと感じ人と会う前に不安になってしまう。
    4.目上の人と話す時に緊張し、堅くなってしまう。
    5.書類にサインする時に手が震えてしまう。
    6.朝礼で話す時に足や手が震えてしまう。
    7.無理に笑おうとすると顔が引きつってしまう。
    8.頬やまぶたがピクピクすることで相手から変に思われていると感じてしまう。
    9.自分の顔が醜いように感じ、人と会うのが辛い。
    10.人と一対一で話す時に背中や脇に汗を異常にかいてしまう。
    11.面と向かってテーブルに座っている時に目のやりどころに困る。
    12.人から見られているように感じ、意識してしまう。
    13.電話で話す時に最初の言葉がつかえて、スムーズに出てこない。
    14.みんなが雑談している時に話の輪に入れない。
    15.無意識のうちに、おならが出てしまい、周りの人から嫌がられているように感じ、辛い。
    16.お客様にお茶を出す時に茶碗を持つ手が震えてしまう。
    17.満員電車に乗っている時に脇汗が出て、染みになってしまう。
    18.手のひらの汗のためにデートの時に手をつなげない。
    19.自分が変な臭いを出しているのではないかと気になってしまう。
    20.唾を飲み込む時の音が周りに聞こえていると感じ、辛い。
    21.周りに人がいる時に電話に出るのを避けてしまう。
    22.話が下手なことに対して強い劣等感を持っている。
    23.男性を怖いと感じ、避けてしまう。
    24.女性に対して緊張してしまい、話が出来なくなってしまう。
    25.視界に入る人が気になってしまい、黒板を見ることが出来ない。


    対人恐怖症以外の強迫神経症の主な症状[7]は下記のようになります。

    26.不安で高層ビルなど高い所に行くことが出来ない。
    27.気付かない間に車で人を跳ねてしまったのではないかと心配になる。
    28.他の考えが浮んできてしまい、勉強や仕事に集中できない。
    29.万引きしたと疑われているように感じ、スーパーに行けない。
    30.大きな地震が来たらどうしようと不安になってしまうことが多い。
    31.ばい菌や汚れが落ちないように感じ、何回も手を洗ってしまう。
    32.ドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、さわれない。
    33.ペンや箸など先の尖った物を見ると必要以上に怖くなる。
    34.鍵を閉め忘れたのではないかと感じ、何度も家に戻ってしまう。
    35.ガス栓や電気器具のスイッチを過剰に確認する。
    36.誰かに危害を加えたかもしれないという不安が心を離れない。
    37.自分の決めた手順でものごとを行なわないと不安になる。
    38.4とか9、7といった数字に異常にこだわる。
    39.物の配置がいつも一定になっていないと不安になる。


    なお、劣等感と心配性は共通して見られる症状になります。   

    2.不安神経症関係
    このまま死んでしまうのではないかと「死の恐怖」を直接的に感じるのが不安神経症の場合の特徴だと言えます。
    最近はパニック障害と呼ばれることが増えてきているように思います。[8]
    突然起こる動悸や息苦しさなどが具体的な症状になりますが、主な症状は下記のようになります。

    1.乗り物に乗っている時に突発的に心臓がドキドキし不安になる。
    2.一人で留守番をしている時に何かあったらどうしようと不安になる。
    3.寝ている時に突然の息苦しさで「死の恐怖」を感じる。
    4.吐き気の不安のためにレストランや食堂などに食べに行けない。
    5.心臓の痛みや違和感を感じ死んだらどうしようと心配になってしまう。
    6.動悸や過呼吸の不安のために外出することが出来ない。
    7.突然の息切れや息苦しさのために死の不安を感じる。
    8.突然の心臓のバクバクや呼吸困難の不安のために電車に乗れない。
    9.パニック発作の不安のために飛行機に乗れない。
    10.エレベータなど狭い所や密閉された所にいると不安になってしまう。
    11.圧迫感を感じ、MRIやCTを受けることが出来ない。
    12.検査では異常がないが、突然、胸が痛くなることがあり不安。


    3.普通神経症関係
    原因の分からない体調不良が続くのが普通神経症の場合の特徴になります。
    最近は身体表現性障害と呼ばれることも多くなっています。[9]
    主な症状は下記の通りです。

    1.今夜もまた眠れないのではないかと不安になる。
    2.長年の習慣で睡眠薬や鎮痛剤を手放せなくなってしまった。
    3.整体や鍼などをしても治らない肩こりが続いている。
    4.何年にも渡って原因不明の頭痛が続いている。
    5.トイレに行っても、またすぐに行きたくなる。
    6.旅行などイベントの前になると下痢が起こる。
    7.病院で検査しても異常が見られないが、めまいが起こる。
    8.吐き気のために思うように食事を取ることが出来ない。
    9.検査では異常がないけれど何年も前から胃の調子の悪さが続いている。
    10.お腹の鳴る音が人に聞こえているのではないかと気になってしまう。
    11.慢性的にゲップや、お腹の膨満感を感じる。
    12.眠れる時と眠れない時のギャップが大きい。
    13.低血圧や貧血ではないけれど、ふらつきや立ちくらみを起こしやすい。
    14.食べ物を飲み込みにくく喉の違和感や詰まり感を感じる。


    4.うつ状態関係
    不眠や、やる気のなさなどの、うつ病と同じような症状が起こるのが、神経症に含まれるうつ状態ということになります。
    今は、このような、うつ状態の場合でも精神科などの病院に行くと、うつ病と診断され抗うつ薬の治療がされてしまうことが多いと思います。
    しかし、神経質性格の特徴を持っている人の場合は、脳内における神経伝達物質の影響から起こるうつ病[10]ではなく、神経症の「とらわれ」から起こる、うつ状態の可能性が高くなると思います。
    これは抑うつ神経症とも言われますが、具体的には下記のような症状になります。

    1.やる気が起きず、仕事や勉強がはかどらない。
    2.何事に対しても意欲がなくなってきた。
    3.この先、何か嫌なことが起こるのではないかと不安になる。
    4.憂鬱な気分や無力感が続いている。
    5.育児に対して自信が持てず、ノイローゼ状態になっている。
    6.病院でうつ病と言われ薬を飲んでいるが、なかなか改善しない。


    上記の各症状の具体的な内容は適応症状のページをご覧下さい。

  • MTカウンセリングが適用出来ないもの

    下記の場合はMTカウンセリングの効果が期待できません。

    1.統合失調症や双極性障害(躁うつ病)、てんかん、アルツハイマー病 などの内因性精神疾患[11]から起こっている症状の場合。

    ただ、精神科や心療内科の病院で双極性障害(躁うつ病)と診断されても、実際は抑うつ神経症の場合がありますので、この場合はMTカウンセリングの効果が期待出来ます。

    2.自傷行為がある場合。

    自傷行為を行なう人は神経質性格を持っているとは言えませんので、MTカウンセリングの効果は期待できません。

    3.恋愛関係の悩みの場合。

    恋愛相手や結婚相手からのDV、浮気などの悩みは神経症が原因とは言えませんので、MTカウンセリングの効果は期待できません。

  • まとめ

    以上、概要について説明させて頂きましたが、詳しい内容につきましては下位のページで説明させて頂いておりますので、興味のある方はお読み下さい。

  • 脚注
    [1]公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団、神経症(不安障害)と森田療法~:神経症(不安障害)とは? 2019年12月7日閲覧。
    [2]「森田療法」(岩井寛,講談社現代新書,1986/2011)P.96-119
    [3]「心配症をなおす本(よくわかる森田療法・森田理論)」(青木薫久,KKベストセラーズ,1999/2001)P.5-6
    [4]「カウンセリング入門」( 佐治 守夫,国土新書,1966/1995)P.29-61
    [5]厚生労働省、「e-ヘルスネット」:強迫性障害 / 強迫神経症 2019年12月10日閲覧。
    [6]東京慈恵会医科大学 森田療法センター、社交不安症(社交不安障害) 2019年12月10日閲覧。
    [7]厚生労働省、「みんなのメンタルヘルス」:強迫性障害のサイン・症状 2019年12月10日閲覧。
    [8]公益社団法人 日本精神神経学会、塩入俊樹先生に「パニック障害/パニック症」を訊く 2019年12月10日閲覧。
    [9]公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団、神経症(不安障害)と森田療法~:神経症のタイプ(類型) 2019年12月7日閲覧。
    [10]厚生労働省、「みんなのメンタルヘルス」: うつ病の原因・発症の要因 2019年12月10日閲覧。
    [11]倉敷医療生協ホームページ、健康シリーズ:第24回「精神疾患について〈パート1〉」 2019年12月10日閲覧。

    参考文献
    ・「神経質の本態と療法」(森田正馬,白揚社,1960/1979)
    ・「自律神経失調症の正体となおし方」(真保弘,白揚社,1980)
    ・「心の再発見」(長谷川洋三,白揚社,1978/2000)
    ・「森田療法」(岩井寛,講談社現代新書,1986)
    ・「心配症をなおす本(よくわかる森田療法・森田理論)」(青木薫久,KKベストセラーズ,1999/2001)