慢性肩こり
(症状と原因、解消のヒント)


(症状解消のための具体的な説明)

肩こりというのは、誰でも時には経験することのある症状ですが、普通は数日程度過ぎると自然に治ってしまうことが多いと思います。

しかし、中には、これが何ヶ月とか何年にも渡って続き、常に肩こりが気になるという状態の人もいます。

これが慢性肩こりとか、肩こり症と言われている症状になるのですが、この原因が普通神経症から来ていることも多いものなのです。

つまり、四十肩や五十肩のように、老化や姿勢の悪さ、運動不足、ストレスによる力み、内臓や筋肉、関節の異常など身体的な原因から来ている場合も多いと思いますが、神経症の「とらわれ」が原因になっていることも多いのです。

ですから、下記の内容をチェックし、なかなか治らない慢性肩こりの原因が体の異常から来るものか、普通神経症から来るものかの見極めをしていくことが大切だと思います。

そして、普通神経症が原因になっているものであれば、薬などを使わずに解消していけると言って良いと思います。


1.どういう症状ですか?

慢性肩こりの場合は、肩や首の凝り、違和感を感じるだけではなく、頭痛や倦怠感など他の体調の悪さを同時に感じている場合が多いものです。

また、夜よく眠れないとか、仕事や人間関係のストレスを感じていることも多いものです。

そして、一番の特長が、常に肩こりが気になるというように、一日中、肩の凝りに注意が向いてるということが挙げられると思います。

つまり、仕事や勉強などをしていても、肩や首の方に注意が向いていて、目の前の「なすべきこと」に集中して取り組むことが出来てない場合が多いものなのです。


2.何が原因なのでしょうか?

仕事や勉強で長い時間同じ姿勢を取っていたりすると肩こりが起こるものです。

しかし、普通は何日かすると自然に治ってしまいます。

ところが元もと神経質性格の人の場合、肩こりを感じた時に「これは大変だ、どうしよう」と考えてしまい、シップ薬を貼ったり、痛み止めの薬を飲んだりと、肩の凝りや痛みを治すために色々な行動を取ってしまうことが多いのです。

しかし、こういう肩こり解消のための行動を取ることで、ますます注意の方向が肩の凝りや痛みの方に向きやすくなってしまうのです。

そして、こういう状態がある程度続くと、肩こりに対する「とらわれ」が起こってくるのです。

つまり、朝起きた時から、今日は肩こりの状態がどうかと、注意の方向が肩や首に向く癖がついてしまうものなのです。

これが「とらわれ」が出来た状態ということになるのですが、こうなると、注意の集中によって、逆に肩こりを起こしやすくなってしまうものなのです。

つまり、初めは自然な原因で起こった肩こりが、ある時から「とらわれ」が原因の肩こりに変化してしまうと言えるのです。

ですから、普通神経症から来る「慢性肩こり」の原因は「とらわれ」にあると言って良いと思います。


3.薬などの治療に頼らず解消していくためのヒント

今、上にも書きましたが、神経症から来る「慢性肩こり」の症状は脳とか体の異常から来る病気ではなく、「とらわれ」という誤った認識から起こっているものだと言えるのです。

ですから、薬やマッサージ、体操など、症状だけに目を向け、これを取り除こうとする方向では、一時的には治ったように感じても、少し時間が経つと再発してしまうということになり、根本な治療にはならないと思います。

しかし、森田療法の学習をしていく中で、肩こりの症状に対する受け止め方が変化し、精神的な原因である「とらわれ」が薄れてくると、慢性肩こりの症状は和らぎ、この結果として、根本的に症状が解消し、克服出来るようになってくるものなのです。


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