(具体的な説明)

  • 更新日 2021.09.12
  • 緊張するとお腹を下すといった下痢は誰でも時によっては起こるものですが、何かの行事の前とか学校へ行く前など決まった状況の下で起こる場合は普通神経症から来ている場合が多いものです。

    そして普通神経症から来ている場合は慢性的になっていることが多く、慢性下痢や緊張性下痢と呼ばれることもあります。

    また、慢性下痢に悩んでいる時は嘔吐や腹痛、疲労感といった他の体の不調を感じていることが多いものです。

    この症状は、最近では、下痢型過敏性腸症候群と呼ばれることも多いですが、過敏性腸症候群や、過敏性大腸症候群と呼ばれる人の中にも、かなり含まれているのではないかと思います。

    また、慢性下痢は1日に3回以上トイレに行くとか、常に便意を感じトイレに駆け込むという形で現れる場合もあります。

    ただ、下痢は実際に食あたりとか本当に内臓などに異常があって起こっている場合もあります。

    ですから、病院で検査してもらっても異常がないという場合に普通神経症から来る慢性下痢の可能性が大きいと考えた方が良いと思います。