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息切れ


(症状と原因、対応のための具体的な説明)

1.症状について

息切れはハアハアしたりして息をすることが難しいとか、呼吸がいつもと違うといった形で現れる症状になります。

激しく体を動かした後などは誰でも息切れがしますが、特に激しい運動をしなくても息切れを感じる場合に異常だと感じることが多いと思います。

特に不安神経症が原因になっている場合は息切れと共に動悸がしたり呼吸数が増えたり呼吸困難や息苦しさといったパニック発作の症状を感じることも多いものなのです。

突然、息遣いが激しくなり呼吸困難となり、胸痛や手指の硬直、指先や口の周囲のしびれ感、興奮状態、意識混濁などの症状が起こるのも不安神経症が原因になってる息切れの場合の特徴だと言って良いと思います。

2.原因について

一般的に息切れが起こる原因は呼吸器や循環器の異常、貧血などとされていますが、画像診断や肺機能検査などをしても、特に異常が見られないという場合も多いものなのです。

そして、この場合は、過換気症候群や過呼吸といった不安神経症が原因になっていることが多いのです。

つまり、息切れの症状が起こった時に、このまま死んでしまったらどうしようと「死の恐怖」を強く感じるのが不安神経症が原因になっている場合の特徴なのです。

そして、この感じて当然の「死の恐怖」をあってはならないものだと考え、邪魔者扱いし排除しようとしてしまうことで、ますます息切れの症状を強くしているものなのです。

ですから、ここに不安神経症から来る息切れの場合の根本原因があると言って良いと思います。

3.薬に頼らない対応

COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支喘息、急性心不全、急性心筋梗塞、慢性心不全、心臓弁膜症、拡張型心筋症、鉄欠乏性貧血など、呼吸器や循環器、血液の異常が原因の息切れの場合には薬を飲んだり手術をしたりして対応していくことが大切になってきます。

しかし、不安神経症が原因になっている息切れの場合は、動悸や息苦しさ、めまいなどの症状と同様に森田療法の学習で対応していった方が根本的な解決に繋がると思います。

今は不安神経症やパニック障害が原因になっている息切れの場合でも、SSRIなどの抗うつ剤や抗不安薬といった薬で治療するのが一般的になっています。

しかし、今、上にも書かせていただきましたが、不安神経症から来る息切れの場合は、このまま死んでしまったらどうしようという「死の恐怖」に対する「とらわれ」が原因になっているのです。

ですから、森田療法の学習をしていく中で、この「死の恐怖」に対する「とらわれ」が解消してくることで根本的に症状が治ってくると言えるのです。

つまり、薬に頼らなくても森田療法の考え方が身につき、「死の恐怖」を「あるがまま」に受け止めることが出来るようになれば、これで充分、息切れの症状は治ってくるものなのです。


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