(原因と薬に頼らない改善法)

  • 更新日 2026.03.02
  • 1.概要説明

    全般性不安障害(GAD)は慢性的な不安や体調の悪さなどの身体症状が起こるのが特長になります。

    昔から普通神経症と呼ばれていたものと同じだと考えて良いと思います。

    全般性不安障害の主な症状は自律神経失調症になりますが、代表的な症状は下記に示したようなものになります。


    <全般性不安障害の代表的な症状>

    1.ちょっとしたことで下痢をする(慢性下痢
    2.寝ようとしても眠れない(不眠症
    3.毎日、頭痛薬や安定剤などの薬に頼ってしまう(処方薬・市販薬依存症
    4.何年も肩こりが続いている(慢性肩こり
    5.何年も頭痛に悩んでいる(慢性頭痛
    6.トイレに行っても、またすぐに行きたくなる(頻尿恐怖
    7.何年も前から胃腸の具合が悪い(胃腸神経症
    8.食べると吐き気がしたり、常に吐き気が気になる(嘔吐恐怖症
    9.自分の体が人より劣っていると悩む(劣等感
    10.長年に渡って疲労感を感じている(慢性疲労症候群
    11.お腹の鳴る音が人に聞こえているのではないかと気になってしまう(腹鳴恐怖症
    12.無意識のうちに空気を吸い込んでしまいゲップが出たりする(呑気症


    いずれの症状も心配性や完璧主義といった神経質性格の特徴が、その根底にあります。

    全般性不安障害の場合、病院で検査をしても特に異常がなく、このため納得できず、他の病院で診てもらうということを繰り返す人も多いものです。

    また、病院でうつ病や更年期障害と診断されている人の中にも全般性不安障害の人が少なからずいると思います。

  • 2.原因

    全般性不安障害の場合は何らかの病気や怪我が「キッカケ」になり、体調の悪さに対する「とらわれ」が出来、これが原因となって起こるようことが多いと思います。

    そして心配性や完璧主義といった神経質性格の特徴のために体調の悪さだけに目を向け、これを無くそうと行動してしまうことで、ますます体調の悪さに対する「とらわれ」を強くし、この結果として色々な症状として現れてくるものなのです。

  • 3.薬を使わない改善法

    全般性不安障害の場合は症状だけに目を向け、薬を飲んだりして治そうとしてしまうと、逆に「とらわれ」を強くし症状を悪化させてしまうものなのです。

    ですから症状を感じながらも薬などに頼らず、毎日の生活の中での必要なことを一つ一つ、きちんとこなすようにしていくことが大切になってくるのです

    これは難しいように感じるかもしれませんが、森田療法の考え方(森田理論)を参考にしながら、こなすようにしていくと充分、出来るものなのです。

    これが森田療法で言っている目的本位の行動ということになるのですが、森田理論の学習をしていく中で目的本位に行動するクセが身に付いてくると、この結果として、体調の悪さに対する「とらわれ」が薄れ、症状が改善してくるものなのです。