(悩みの原因と改善法の解説)

  • 1.笑顔恐怖症とは

    笑うと顔がひきつる悩みである笑顔恐怖症は自分の顔の「こわばり」や「ひきつり」のために、うまく笑えないことで人から変に思われると感じてしまう状態を言います。

    笑うと顔がひきつることに悩んでいる時は、人前で緊張してしまい、ほほの「こわばり」や「ひきつり」に注意が向き、顔がぴくぴく動いて自然に笑えないという状態になっている人が多いものです。

    特に若い女性で笑うと顔がひきつることで笑顔が苦手になって悩んでいる人が多いように感じます。

    なお、この笑うと顔がひきつる悩みも人から変に見られるのではないかという不安が、その根底にありますので対人恐怖症に含まれると言って良いと思います。

  • 2.原因

    笑うと顔がひきつる悩みである笑顔恐怖症は笑った時にひきつったり、こわばることで、相手から変に思われるのではないかと不安を感じるものなのです。

    たまたま、何かの機会に顔がひきつったり、こわばったりし、うまく笑えない状態になり、これがキッカケになって起こるようになることが多いものなのです。

    森田療法では、このキッカケになる出来事を外的要因と言っています。

    そして、この外的要因にプラスして、感情に対する誤った認識に引きずられ気分本位の行動を繰り返してしまうことで、とらわれを強くし笑顔が苦手になってしまうものなのです。

    つまり、笑顔のひきつりや、こわばりだけに目を向け、これを無くそうとして薬を飲んだりすることで、逆に余計に、とらわれを強くしてしまうものなのです。

    これが内的要因ということになるのですが、この2つの要因が笑うと顔がひきつる悩みである笑顔恐怖症の原因だと言って良いと思います。

  • 8.改善法

    原因のところでも書きましたが、笑った時の顔のひきつりや、こわばりだけに目を向け、これを無くそうとして行動することで、ますます顔がひきつる悩みを強くしてしまうものなのです。

    具体的には薬を飲んだりマスクを着用したりすることが挙げられます。

    これらが気分本位の「はからい」の行動ということになるのですが、笑うと顔がひきつる悩みである笑顔恐怖症を改善し克服していくためには、これらとは正反対の行動が必要になってくるのです。

    これを目的本位の行動と言っていますが、顔のひきつりとか、こわばりを感じながらも、必要であれば人を避けず、その時の「やるべきこと」をきちんとこなすようにしていくことが大切になってくるのです。

    ただ、このためには、森田理論の学習により正しい認識を頭に入れておくことが必要になってくるのです。

    つまり、この上で目的本位を念頭に置いて行動するようにしていくと少しずつ、笑うと顔がひきつる悩みである笑顔恐怖症を改善し克服することが出来るのです。