(具体的な解説)

  • 1.外出恐怖とは

    外に出るのが辛い悩みである外出恐怖は不安神経症でよく見られる症状になります。

    家庭の主婦で、このために買い物に行けないという人も多いものです。

    また、外出先で、めまいや動悸が起こり、倒れてしまうのではないかと感じ、外出が困難になっているという人もよく見られます。

    この外に出るのが辛い外出恐怖に悩んでいる人は、知らない人に自分の、みっともない姿をさらしたくないと考え、余計に不安を強くしていることが多いのではないかと思います。

  • 2.原因

    外に出るのが辛い悩みである外出恐怖の場合も神経質性格という内的な原因と、たまたま外出している時に息苦しさや動悸、めまいといった症状を感じショックな経験をしたといった外的な原因が重なって起こるものなのです。

  • 3.克服法

    外出時に、めまいや動悸を感じ「これは、大変だ」とか「このまま倒れてしまったらどうしよう」と考えてしまうと、さらに不安を大きくし、めまいや動悸を強くしてしまうものなのです。

    しかし、未だかつて、めまいや動悸のために命を失ったり体に障害を残すようなことになった人は一人もおりませんので、まず、この事実をきちんと自覚していくことが大切だと思います。

    また、外出恐怖に伴う、めまいや動悸といった症状はどんなに長くても10分以内で収まってくるものなのです。

    ですから、このことも踏まえて症状を感じながらも外出することから逃げないようにしていくと良いと思います。

    また、日頃から目的本位など森田の考えに従って行動するようにしていくと目的本位の「クセ」がつき、こうなれば、いざ外出する状況が訪れても不安を必要以上に大きくしなくて済み、外に出るのが辛い悩みである外出恐怖の症状を感じることがなくなって来るものなのです。