(克服のための具体的な説明)

  • 更新日 2021.08.19
  • 電車恐怖症は乗り物恐怖症の代表的な症状になります。

    電車に乗っている時に、動悸や息苦しさ、めまいなどが起こるのではないかと不安になり、電車に乗れない状態になります。

    特に、特急電車とか快速電車など、駅に止まる間隔の長い電車に乗る場合に症状を感じることが多いものです。

    そして、このために、わざわざ各駅停車の電車に乗って通勤している人もいます。

    また、電車恐怖症の症状が強い時は、駅毎に降りて、トイレに行くというパターンになっている人もいます。

    ただ、電車恐怖症は神経症の一種であり、うつ病などの心の病気とは異なるものになります。

    つまり、電車恐怖症は動悸や息苦しさ、めまいなどから死の恐怖を直接的に感じるという点から不安神経症の中に分類される症状になります。

    このため、精神科や心療内科の薬を飲まなくても森田療法の学習をしていく中で少しずつ改善してくることが多いものなのです。