(克服のための具体的な説明)

  • 更新日 2021.07.28
  • 閉所恐怖症はエレベーター、飛行機、バス、電車、美容室、歯医者といった自由に身動きできないような場所にいると不安になり息苦しさや動悸を感じてしまう症状です。

    閉所恐怖症の症状が起こる場所は、今、上に書いたような自由に身動きできないような場所以外にも、病院のMRI検査装置とか、ブティックの試着室、スキー場のゴンドラといった場合もあります。

    なお、バスや電車などの乗り物の場合は、閉所恐怖症の症状が乗り物恐怖症と重なっていることが多いと思います。

    また、飛行機の中で息苦しさなどの症状を感じる場合は、飛行機恐怖症と言われることもありますが、閉所恐怖症に乗物恐怖症と高所恐怖症が重なっていると考えることも出来ると思います。

    いずれにしても、この閉所恐怖症も不安神経症の症状に入るものであり、神経症が原因になっていると言えます。

    ですから、病院の薬を用いなくても森田療法の学習をしていく中で森田療法の考え方が身に付いてくると、これに比例して治ってくるものなのです。